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「バンクイック」は限度額を年収の1/3以上にできる可能性あり

「消費者金融だと、限度額を年収の1/3以上にはできないと言われてしまった。年収は低いけど、毎月安定した収入があるのになぜ?」と、納得できない方はいらっしゃらないでしょうか?

それは、総量規制のためです。

消費者金融に適用される貸金業法には総量規制というものがあり、年収の1/3以上は貸出ができないように規制されているのです。しかし、銀行法が適用される銀行カードローンは総量規制の対象外です。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」であれば、さらに金利も低く、毎月の返済額も最低¥1,000からと少ないので、長期的な返済計画を立てて、大きな金額を借りれる可能性があります。

「バンクイック」について

お金を借りる場合、他社と比較し詳しく調べた上で契約の判断をすることは、なかなか難しいとは思います。しかし、最低限以下の項目さえ抑えておけば、ご自分がどのような契約内容で借入をしているのか認識することができ、その後の返済計画に役立てることができます。

「バンクイック」の詳細

まず、「バンクイック」について、基本的な商品内容をご紹介します。

  • 対象者
  • 使途
  • 担保・保証人
  • 限度額
  • 借入利率(金利)
  • 最小返済額
  • 返済日
  • 借入・返済方法
  • ATM手数料

■対象者

  • 年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
  • 保証会社アコム株式会社の保証を受けられる人
  • 原則安定した収入がある人
  • 本人に収入がなく配偶者に収入のある専業主婦
  • 安定した収入がある学生

基本的に、安定した収入のある個人が対象なのですが、配偶者に収入があれば、専業主婦でも申込可能であることが特徴です。また、学生でも、20歳以上でパート・アルバイトをしているのであれば申込可能です。

■使途

借入した資金の利用目的は、原則自由となっています。ただし、事業性資金には利用できません。

■担保・保証人

担保・保証人は、アコムが保証会社となるため原則不要です。そのため、もし「バンクイック」で返済が滞ってしまった場合には、一旦アコムが三菱UFJ銀行に返済(代位弁済と言います)をして、それ以降の利用者の窓口はアコムとなる仕組みになっています。

■限度額

限度額は10万~500万円(10万円単位)で、いくらになるかは審査によって決定します。詳しくは後ほどご説明します。

■借入利率(金利)

金利は以下のように限度額に応じて異なります。限度額が高くなればなる程、金利が低くなるような仕組みになっています。

利用限度額 借入利率(金利)
500万円以下 400万円超 年 1.8% ~ 年 6.1%
400万円以下 300万円超 年 6.1% ~ 年 7.6%
300万円以下 200万円超 年 7.6% ~ 年 10.6%
200万円以下 100万円超 年 10.6% ~ 年 13.6%
100万円以下 10万円以上 年 13.6% ~ 年 14.6%

■最小返済額

毎月の返済額は、借入残高の金額に応じて、最小返済額が決まっています。あくまで「最小」なので、もちろんそれ以上の金額を返済しても構いません。

ご自身で、無理のない範囲で毎月の返済額を調整できる仕組みになっています。

借入残高 利率8.1%以下 利率8.1%超
10万円以下 ¥1,000 ¥2,000
10万円超20万円以下 ¥2,000 ¥4,000
20万円超30万円以下 ¥3,000 ¥6,000
30万円超40万円以下 ¥4,000 ¥8,000
40万円超 借入残高が10万円増す毎に¥1,000追加 借入残高が10万円増す毎に¥2,000追加

■返済日

返済日は、下記の2種類から選べます。

  • 毎月指定日返済
  • 35日ごとの返済

毎月指定日返済とは、毎月の指定日までに返済をしていく通常の返済方式です。しかし、返済する日によってはさらに2種類の返済方式に分けることができ、ご自身で返済計画を調節することができます。

まず、毎月指定日の14日前以降に返済した場合は、「その月の返済」に充てられる通常の返済方式です。しかし、毎月指定日の14日前以前に返済すると「その月の返済」には充てられず、追加で返済したとされるため、別途指定日までに「その月の返済」をしなければなりません。

つまり、余裕がある時には、毎月指定日の14日前までに返済すれば、ご自身で返済回数を増やすことができるのです。これを一般的に繰越返済と言います。

次に、「35日ごとの返済」とは、まず初回の返済は借入の翌日から35日以内であればいつでも返済でき、2回目以降の返済も前回の返済日の翌日から35日以内に返済すれば良いという方式です。

この方式は、ご自身で返済間隔を短くすれば、トータルの返済期間も短くできるメリットがあるのですが、35日ギリギリで毎回返済を続ければ返済期間も通常より長くなってしまうデメリットがあります。

つまり、ご自身で返済期間を短くも長くも調節できるのです。

■借入・返済方法

借入 ATM・銀行振込(三菱UFJ銀行のみ)
返済 ATM・銀行振込・口座振替(三菱UFJ銀行のみ)

借入方法は、ATM・銀行振込です。銀行振込は他行は指定できず、三菱UFJ銀行の普通預金口座しか指定できません。返済方法はATM・銀行振込・口座振替です。口座振替の場合の引落口座も、三菱UFJ銀行の普通預金口座しか指定できません。

■ATM手数料無料

「バンクイック」では、三菱UFJ銀行ATMとコンビニATM(セブン銀行、ローソンATM、E-NET)の利用手数料が無料となっています。

【関連記事】
バンクイック返済のコツ!銀行振込とatm、知っておきたい手数料

申込と契約の流れ

「バンクイック」の申込方法は3種類あり、WEB、テレビ窓口、電話です。

WEBは24時間受付ですが、テレビ窓口は平日9:00~21:00・土曜祝日9:00~18:00、日曜9:00~17:00、電話は平日9:00~21:00・土日祝日9:00~17:00です。テレビ窓口は各設置場所によって営業時間が異なる場合があるのでご注意ください。

次に、申込後は仮審査が行われ、勤務先などへの在籍確認が行われます。その後の仮審査の結果連絡は、申込方法によって、メール・電話・郵送での回答となります。ただし、在籍確認は「バンクイック」の営業時間内に行われることと、ご自身の勤務先の営業時間によるため、結果連絡は翌日以降になる可能性もあります。

仮審査に通過後は、本審査に必要な書類を、自動契約機かFAXで提出します。自動契約機には、書類を読み取るスキャナーが設置されています。

本審査で、必要書類と申告内容に相違がなければ契約成立となり、「バンクイック」カードを自動契約機か郵送で受け取ります。

WEB テレビ窓口 電話
申込 WEBで入力 自動契約機に入力 オペレーターに申告
仮審査

結果回答

メールまたは電話で回答 その場で回答 電話または郵送
書類提出

本審査

自動契約機かFAX 自動契約機 自動契約機かFAX
契約完了

カード受取

自動契約機か郵送 自動契約機 自動契約機か郵送

【必要書類の例】

■本人確認書類は下記いずれか1点の提出

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 個人番号カード

■収入証明書は下記いずれか1点の提出

(200万円超の利用限度額の場合)

  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書
  • 納税証明書その1・その2(個人事業者の方)
  • 確定申告書第1表・第2表

また、上記以外にも追加書類が必要になる場合もあります。

信用情報と限度額の関係

 経済力や返済能力を精査した上で、「バンクイック」の審査担当者が、貸付の可否や限度額を決定します。では、限度額を決める上での重要なポイントをご紹介します。

審査に必要な情報

仮審査に必要な情報は以下に記載のある項目で、申込時に申告します。

個人情報 名前、生年月日、性別、電話番号、住所、

Eメール、保険種類、年収、家族の人数、子供の人数

住宅情報 住居種類(持ち家、賃貸、社宅)、家賃、

住宅ローンがいくらか(月払い、ボーナス払い)

勤務先情報 職業、出向先有無、勤務先名、勤務先住所、

勤務先電話番号、業種、社員数、入社年月、

所属部課、役職、仕事内容、勤務形態、収入形態

他社借入情報 他社借入が何件でいくらか

(銀行、住宅ローン、カード会社、信販会社、消費者金融)

他社返済方法

契約時設定 カード受取方法、暗証番号設定

住宅情報、勤務先情報、他社借入情報などは不明な点も多いかと思われますので、あらかじめ調べておく必要があります。

また、借入を急いでいたとしても、分からないからといって適当な情報を申告してしまうと、虚偽の申告とみなされてしまいます。虚偽の申告は、審査に大きく影響してしますのでご注意ください。

他社借入情報と個人信用情報機関

個人の現在または過去の他社借入情報は、「バンクイック」の場合、いくつかの個人信用情報機関のデータを参照して確認をしています。「バンクイック」では、全国銀行個人信用情報センター、株式会社日本信用情報機構、株式会社シー・アイ・シーを個人信用情報機関として、データの参照に利用しています。

お金を借りた場合に、個人信用情報機関に登録されるデータは、以下の通りです。

登録情報 登録期間
氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、勤務先等 下記に準ずる
個人信用情報機関の利用日、契約・申込内容等 情報を確認した日から6ヶ月
借入金額、借入日、最終返済日等の契約内容・返済状況等 契約終了後5年
債務の支払を遅滞等した事実 契約終了後5年
不渡情報 不渡は6ヶ月未満

取引停止は5年

官報情報(破産手続等の情報) 破産手続後10年
登録情報に関する苦情を受け、調査中である旨 調査中の期間
本人確認資料の紛失・盗難等の本人申告情報 登録日から5年

いわゆる、ブラックリストと呼ばれるものは、上記の個人信用情報より、代位弁済の履歴、強制回収の履歴、長期延滞の履歴、破産事実の履歴等で判断されているのです。

このように多くの、個人信用情報が各社で共有される仕組みになっているため、申込時には虚偽の申告をしないように注意が必要です。ただし、破産等は最長10年以内、その他は最長で5年以内に登録されている情報は抹消されます。

個人信用情報機関のデータを金融機関が審査に利用できることは、もともと、どの金融機関の契約書にも記載してあり、契約すれば必ず同意をしていることなので、避けることはできません。

保証会社アコムとの二重審査

「バンクイック」の保証会社はアコムです。「バンクイック」は貸したお金が利用者から回収できなかった場合は、最終的にアコムにその穴埋めをしてもらい(代位弁済)、利用者のその後の窓口はアコムになります。

また、アコムは個人向け貸付を得意とする消費者金融であるため、銀行は審査の一部をアコムにも依頼します。

つまり、審査は三菱UFJ銀行とアコムで二重審査が行われます。

また、アコムが保証会社になっている金融機関は以下のようにたくさんあります。いずれもアコムが審査の一部を行うため、以下の金融機関で審査に落ちた場合は、「バンクイック」でも審査に落ちる可能性が高いということです。

  • じぶん銀行じぶんローン
  • セブン銀行カードローン
  • ソニー銀行カードローン
  • 北海道銀行カードローンラピッド
  • 常陽銀行カードローンキャッシュピット
  • 広島銀行カードローンマイライフプラス

返済余力と限度額

一般的に、利用者の返済余力は下記の計算式で算出して審査をします。

返済余力=月収-毎月返済額-毎月家賃(住宅ローンの支払い含む)-毎月の生活費

生活費についてはあらかじめ「1人世帯はいくら」という基準額設けられているようです。

審査は総合的判断

消費者金融の限度額は、有無を言わさず年収の1/3と規制されていますが、「バンクイック」のような銀行カードローンは、年収1/3以上でも借入できる可能性があります。

つまり、以上のような判断基準をもとに、総合的に審査がされ、限度額が決まる仕組みになっているのです。

総量規制の今後

総量規制とは、貸金業法の消費者金融に対して、利用者の年収の1/3以上は貸付しないことを規制した法律です。「消費者の借り過ぎや、自己破産者や多重債務者を減らす」を目的としています。

総量規制は、平成18年12月の貸金業法改正により段階的に施行され、平成22年6月18日に完全施行となりました。

総量規制の成果

では、総量規制による成果はあったのでしょうか?

5社以上無担保無保証借入の残高がある人の数は、171万人(平成19年3月末)から12万人(平成28年3月末)、また自己破産者の新受件数も、16万5932件(平成18年)から6万3844件(平成27年)へと、いずれも大幅に減少しているというデータがあります。

一概に、全て総量規制のお陰とは言い切れませんが、総量規制の成果は実を結んでいると言えるでしょう。

総量規制によりビジネスモデルが大きく変わった

もともとは、消費者金融はハイリスクな顧客への貸付、銀行はローリスクな顧客への貸付をしていて、しっかり住み分けがされていました。現在は、総量規制によって、立場が逆転してきています。

銀行は、消費者金融を保証会社にし、個人向け貸付を始めたことにより、もともと消費者金融がターゲットとしていたハイリスクな顧客を囲い込みます。もし返済が滞っても、保証会社に代位弁済してもらえます。

消費者金融は、総量規制の影響で銀行に顧客を奪われてはしまいましたが、銀行の保証会社になることで保証利益を得ています。また、銀行で返済が滞った顧客を、代位弁済することで結局は自分の顧客にすることができます。

このように、総量規制が発端となって、持ちつ持たれつの新しいビジネスモデルが出来上がったのです。

総量規制の課題

しかし、そもそも総量規制は「消費者の借り過ぎや、自己破産や多重債務者を減らす」という目的から、法律で制定された規制です。「消費者金融にだけ適用され、銀行カードローンで適用されないのはおかしい」として、現在問題提起されています。

ただ実は、銀行カードローンにも金融庁から個人向けの貸付をする場合は、総量規制を考慮して貸付するように指示はあるのです。

金融庁の指針では「いわゆる総量規制等、同法の適用はないが、顧客保護やリスク管理の観点から、本項に規定している所要の態勢整備を図ることが重要である。(金融庁:中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針より)」とあります。

確かに「銀行も総量規制を考慮して貸付してください」と指示はあるのですが、年収の1/3以上は貸付してはいけないという具体的なところまで規制が及んでいないのが現状です。以下が、指針で明記されている内容です。

【改正貸金業法の趣旨を踏まえた対応】

  • 回収・取立てに関する事項
  • 苦情処理態勢
  • 反社会的勢力との関係遮断
  • その他(アームズ・レングス・ルールの違反がないか)

つまり、銀行カードローンに限度額の規制がないことで、消費者金融の利用者が、銀行カードローンに流れてきており、このままでは「消費者の借り過ぎや、自己破産や多重債務者を減らす目的」ための総量規制が機能しなくなる危険性があるのです。

そのため、今後は銀行カードローンも、銀行法で総量規制がしっかり明記されて、年収の1/3以上の貸付不可という規制がかかる可能性は考えられます。

「バンクイック」の特徴

このように、「バンクイック」では、実質総量規制がなく、500万円以下であれば、年収の1/3を超える限度額で借入できる可能性があります。

また、下記の理由と金利の低さから、「バンクイック」では長期的な返済計画を立てて借入と返済が可能なため、とても柔軟性のあるカードローンと言えます。

しかし、返済期間が長引けば長引くほど、多く利息を支払うことになり、経済的負担は大きくなるため、毎月、無理のない範囲で最小返済金額よりも多く返済し、元金を減らしていく必要がありますのでご注意ください。

  • 「毎月指定日返済」では、返済日を変えることで通常返済も繰越返済も可能なため、返済期間を短くできる
  • 「35日ごと返済」では、返済日を変えることで返済期間を短くも長くも調節できる。
  • 毎月の返済金額は「最小返済額」以上であれば良いので、余裕のある月は多めに返済することで元金を減らし、返済期間を短くできる。
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